あの頃の君へ〜eternal love〜
俺はバッサリと彼女の腕を振り払った。



めちゃくちゃ過ぎるその発言に



大人の自分がもてあそばれている
ような気がして



何だか少し悔しく感じたからだ。



彼女も一瞬ムッとした顔を見せたが
今度は俺のスーツの裾を引っ張ってきた。



力強い目力に合わせた棘のある口調で。



『あなたは私を知らないのっ!?』



『私はAsia(エイジア)の蘭(らん)。
あなたのライバル店のナンバー1よ!?』



そう言われてハッとした。



前から噂には聞いていたが、



まさかこんな生意気なガキが
店のトップだとは思いもしなかった。



『いい?私を彼女にしたい男は
そこら中にごまんといるんだから!』



『伝説の男と呼ばれたあなたが
この私を放っておけるのっ!?』



『“ナンバー1の女”をあなたは
手に入れたいとは思わないの!?』
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