あの頃の君へ〜eternal love〜
『一体どうしたんだよ!?
何か嫌な事でもあったのか?』



『ううん。そんなんじゃない。』



スルスルと細い腕が
あっという間に背中まで絡んでいく。



少し涙ぐんでいるのか、
時折鼻をすするような音も聞こえた。



『私ね、たった今Asiaを辞めてきたの。』



『はっ…!?マジかよ!?』



『…うん。』



そして彼女は俺から離れて
その顔を上げた。



それは昨日までの幼い表情とは
明らかに違う大人の顔つき。



どこか挑戦的にも見える光る目力が
油断していた俺をハッとさせた。



『ってか、なんでそんな急に…』



『だって!!こうでもしなきゃ
信じて貰えないじゃない!!』



『私が本気だって事。』



『このままずっとガキ扱いされたまま
ただのお遊びで流されたくなかったの。』
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