あの頃の君へ〜eternal love〜
『ガキって言われるの、
ホントは結構傷ついてるのに…』




『私だって、少しくらい
女として見られたいよ。。』



『“彼女”って西園寺さんにとっても
すごく特別な存在のハズでしょ!?』



『なのに、これじゃあ私
ただの女友達と同じだよ…。』



さっきから、今にも泣き出しそうな顔で
ずっと悲しそうに足元を見つめている。



その目は少しだけ潤んでいた。



俺としては、



ただのからかいの1つに過ぎなかったが
傷つけてしまった事実は変わらない。



何だか悪い事をしてしまったと
我ながら反省した。



『蘭…、悪かったよ。ごめんな?』



もう一度俺の方から抱き締めて



彼女の後頭部をポンポンと
優しく撫で上げてみた。
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