あの頃の君へ〜eternal love〜
今にも唇同士が
触れ合ってしまいそうなほど



二人の距離は近づいていた。



少しずつ、少しずつ…
さらに、さらに近づいていく。



その時、彼女が突然
もぞもぞと腰をくねらせた。



それはまるで飢えたオスを誘うような
卑猥な動きだった。



“おもしれぇ…”



俺はその変化を楽しむかのように
小さなピアスの光る耳元でこう囁いた。



『どうした…?まだ何もしてないぜ?』



『んっっ…//』



恥ずかしそうに目を瞑る姿を眺めながら



俺は唇の輪郭をなぞるように
舌の先でじっくりと舐め回した。



ゆっくり、ゆっくり…



触れたか触れていないのか
分からないくらいに。
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