あの頃の君へ〜eternal love〜
『あぁっ…!』



ついに開いた口元から
甘い吐息が溢れ落ちた。



熱く火照った舌と舌が
一気に絡まり合っていく。



じっくりと上下左右に動いて。



五感の全てで味わうように
幾度も唾液の交換を繰り返して。



やがてその行為は
さらに激しさを増していった。



息を弾ませて貪るように
互いを求め続けて。



深く、深く、もっと深く。



これが夢なのか現実なのかも
分からないくらい何も考えられない。



もう狂いそうだ。



けれど、スリリングなこの瞬間が
俺には何よりも心地良い。



『んあっ…、はあっっ!』



『西園寺…さん。好きっ…!大好き!』



鳴き声のようにあえいで
今度は彼女が唇を離した。



突然プツンと糸が切れたように。
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