あの頃の君へ〜eternal love〜
その視線は俺の首もとへ移って



近づいてきた口元から
ハァハァと熱い息がかかった。



糸を引いた舌先が下から上へと
なぞるように首筋を舐め上げてくる。



『んっ…』



ゾクゾクするような快感が背筋に走って
思わず自分の口から吐息が漏れた。



だが、彼女は動きを止めない。



なぞり上げた首筋の頂点を
唇全体で力強く吸い始めた。



そこは真っ赤に充血して
俺の身体に深く刻み込まれた。



彼女のモノになったという印が。



『蘭、やってくれたな…?』



『お返しだ。』



すぐに彼女の後頭部に手を伸ばして
弾力のある澄んだ肌に唇を押し付けた。



右耳の下あたりに刻み付けた
俺からのキスマーク。



そこを指先でなぞって
幸せそうに微笑む彼女。



それは強烈に刺激的な光景で



自分が改めてオスだという事を
再認識させられた。
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