あの頃の君へ〜eternal love〜
“もうどうなろうと構わない。”



“この瞬間さえ味わえれば…”



登り詰めていく快感に紛れて



同時に胸の中で燃えている
大きな炎が消えようとしていた。



その瞬間



『…くっ、、もうダメだ。』



『ああぁぁっっ…!!!!』



俺はついに絶頂を迎えた。



目に映る全てが歪んで見える。



激しく呼吸を乱したまま倒れ込むように
しばらく彼女の胸に身を預けた。



スッと全身の力が抜け



激しい脱力感に襲われながら
絶え間なく続く快感に一人溺れた。



俺の全てを受け入れた彼女が
耳たぶを甘噛みしてこう囁く。



『愛してる。』



繋がったまま離れずに
二人は時間を忘れて抱き合った。



そこに言葉はない。



だが、重ねた肌の温もりから



彼女が俺を想う気持ちが
ひしひしと伝わってきた。
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