あの頃の君へ〜eternal love〜
トロンとした目で俺の手を握り、



その手を自分の頬に当てて
嬉しそうに微笑む彼女。



まだ寝ぼけているようだが



その幸福感に満ちた様子は
昨日からずっと変わらない。



彼女はベットに横になったまま
また突拍子もない事を口走った。



『ねぇ、西園寺さん…』



『私、帰りたくないよ。』



『えっ!?』



『今日も明日も明後日も
ずっとずっとここに居たい。』



『離れたくないの。』



そう言って彼女が顔をあげ
俺の首元に両腕を回した。



自然とその身に覆い被さるように
俺も自分自身を全て預けた。



まるで一つになるように。



『んっ…、西園寺さぁ…ん。』



『す、き…』



『だぁ…ぃ、、すき…。』
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