あの頃の君へ〜eternal love〜
途切れ途切れに囁きながら



ふっくらと厚みにある唇が
何度も俺を求めてくる。



もっともっとと言わんばかりに。



リズムよく絡まり合う舌と舌が
互いの息をあがらせ、



次第に現実から意識が遠のいていく。



ふと冷静さを失いかけた時
ぼんやりと頭の中に浮かんだ。



コイツと一緒に暮らすのも
悪くないんじゃないかって。



『蘭、あのさ…』



『俺は構わないけど、
ご両親が心配しないか?』



『大丈夫よ。うちはそんなに
仲の良い家族ってわけじゃないし。』



『そもそも両親は共働きで
そんなに家に居る事もないから。』



『そうか。お前がそう言うなら…』



『ホントに?やったーー!!
私、同棲って初めてなんだ♪』
< 984 / 1,028 >

この作品をシェア

pagetop