BEAST POLICE
しばしの沈黙。
睨み合う巽と鬼首だが。
「巽さん」
鬼首は呟く。
「俺らぁ昭和の任侠精神を持つ生粋の武闘派ですよ…クスリ売ってシノギにするなんて、堅気のモンに迷惑かけるような真似はしちゃいませんよ」
「…そうか」
意外にもあっさりと、巽は踵を返す。
「お前のその任侠精神とやらに反する、薄汚ぇクスリ売ってシノギにしてるような腐れヤクザがいたら、俺んとこ連絡してくれ…薬物なんてのは、持ってる奴も売る奴も買う奴も屑だ…なぁ、鬼首…?」
「……」
巽を睨んだ後。
「同感です」
鬼首は頷いた。
睨み合う巽と鬼首だが。
「巽さん」
鬼首は呟く。
「俺らぁ昭和の任侠精神を持つ生粋の武闘派ですよ…クスリ売ってシノギにするなんて、堅気のモンに迷惑かけるような真似はしちゃいませんよ」
「…そうか」
意外にもあっさりと、巽は踵を返す。
「お前のその任侠精神とやらに反する、薄汚ぇクスリ売ってシノギにしてるような腐れヤクザがいたら、俺んとこ連絡してくれ…薬物なんてのは、持ってる奴も売る奴も買う奴も屑だ…なぁ、鬼首…?」
「……」
巽を睨んだ後。
「同感です」
鬼首は頷いた。