LIARS-1seasonー
俺からしたら、女なんてゴミ以下だった。
それは、全ての女に当てはまると思った。
俺の家は少々複雑だ。
伯父が死んだと同時に、親父はこの世界から姿を消した。すると必然的に、一人息子である俺が跡を継ぐという形になる。
いずれそうなるのは、分かっていた。ただそれが、少しばかり早く来たという風にしか捉えていなかった。
周りの奴らは、批判的で、あまり良く思っていなかったらしい。
でも俺は、No.1をまっとうするって決めたんだ。
従わねぇなら、排除するのみ。
そんな俺の横暴的な行為に、周りの奴らは膝をつく。
それでいいんだよ。
“冷酷”でも“残酷”でも。
でも俺はこの容姿だ。
俺に近付いてくる女は皆、"カートライト一族"というブランドが目当てだ。
そんな奴ら、目を見れば分かる。
どいつもこいつも、欲に眩んだ汚ねぇ目をしてる。