【リメイク前】大きな桜の木の下で【完】
「お前面白い奴だな。気に入ったぜ」
「それはどうも……」
気に入られてもメリットがあるようには感じられない、寧ろ嫌な予感ばかりが募るけれど、ここは適当に受け流しておくのが利口な判断だ。
極力関わらないようにした方が良い。
一部の女子からは持て囃されてるらしいし、嫉妬の対象にされるのは勘弁願いたい。
とりあえず今は隣を歩いてもらうとして、トンネルを抜けたら速やかに距離を置こう。
再び早足で歩き始めた私の隣で曽根くんが発した声が空間に反響する。
「チャリ登校じゃねぇの?」
「うん。家までそんなに遠くないし、自転車だと坂上るの大変だから。曽根くんは?」
「俺チャリ持ってない」
「そうなんだ」
短い会話が終了したところでトンネルの終わりも見えてきた。
「それはどうも……」
気に入られてもメリットがあるようには感じられない、寧ろ嫌な予感ばかりが募るけれど、ここは適当に受け流しておくのが利口な判断だ。
極力関わらないようにした方が良い。
一部の女子からは持て囃されてるらしいし、嫉妬の対象にされるのは勘弁願いたい。
とりあえず今は隣を歩いてもらうとして、トンネルを抜けたら速やかに距離を置こう。
再び早足で歩き始めた私の隣で曽根くんが発した声が空間に反響する。
「チャリ登校じゃねぇの?」
「うん。家までそんなに遠くないし、自転車だと坂上るの大変だから。曽根くんは?」
「俺チャリ持ってない」
「そうなんだ」
短い会話が終了したところでトンネルの終わりも見えてきた。