極道一家のマヤ
そんなこと…
わかっては、いた。
私だって、それが100%だったとは思っていない。
だけど…
たとえ1%でも可能性があるなら…やってみようって、思ったんだよ…。
「女を、『嵐』にいれるわけにはいかねえんだよ」
「え…」
ふと漏れた美都場のつぶやきのような言葉に、思わず顔を上げる。
揺るがない想いを秘めた…真剣にこちらを見る目がそこにはあった。
「これからは、あいつの言動はあまり信じるな」
「あいつの…言動?」
あいつって…
神名 宮のこと?
肯定するように…美都場が静かに頷く。