恋よりもっと。~トモダチ以上カレシ未満~
越谷さんに言われてから、ずっと考えている。
私は寛を好き?
たぶん、好きだ。
きっと、安田と付き合っている頃にはすでに。
もっと言えば、遥か昔から惹かれていたのかもしれない。
今だって会わずにいる日々がつらくて仕方ない。
寛に会いたい。
寛が私に恋愛感情を持っていることがたまらなく嬉しく、そして苦しい。
そう、苦しい。
だから、私は寛を受け入れられない。
受け入れてはいけない。
かといって、寛が私の元を完全に去ってしまったらと思うと血の気が引く。
それだけはダメだ。
寛は、どれほど隔たっても、私の友達でいてほしい。
私の決めた適切な距離で。
…………そうまでして寛を繋ぎ止めておきたい私は、少しおかしいのではないだろうか?
私の思考は混乱し、やがていつも考えるのをやめてしまう。
思考の終着点に見える暗い穴。
それが怖くて無意識にシャットアウトしている気がする。
私は、何を望んでいる?
私は寛を好き?
たぶん、好きだ。
きっと、安田と付き合っている頃にはすでに。
もっと言えば、遥か昔から惹かれていたのかもしれない。
今だって会わずにいる日々がつらくて仕方ない。
寛に会いたい。
寛が私に恋愛感情を持っていることがたまらなく嬉しく、そして苦しい。
そう、苦しい。
だから、私は寛を受け入れられない。
受け入れてはいけない。
かといって、寛が私の元を完全に去ってしまったらと思うと血の気が引く。
それだけはダメだ。
寛は、どれほど隔たっても、私の友達でいてほしい。
私の決めた適切な距離で。
…………そうまでして寛を繋ぎ止めておきたい私は、少しおかしいのではないだろうか?
私の思考は混乱し、やがていつも考えるのをやめてしまう。
思考の終着点に見える暗い穴。
それが怖くて無意識にシャットアウトしている気がする。
私は、何を望んでいる?