恋よりもっと。~トモダチ以上カレシ未満~
「スイートの寝具はさ、一度リテイクくらってるじゃない?だから、こっちも万全で企画しないと通らないと思うよ。
スイートなんて、上杉の女子力の見せどころなんだから」
「私、女子力ないです」
むしろ、越谷さんの方がありそう。
立派な女子力。
「そんなことないよ。上杉は可愛い女の子。仕事バリバリしてて、自分に気を使ってないのに、素でそれだけ綺麗なんだもん。他の女子からしたら、嫉妬の対象だと思うけど」
越谷さんは私が落ちてるせいか、優しい言葉をくれる。
可愛いなんて、しばらく誰にも言われてない。
恥ずかしいけど、嬉しかった。
そして、私は越谷さんの言葉に甘えることにした。
時刻は20時。
事務の二人は定時過ぎに帰った。
寛と峰くんは外出先から直帰だろうか?
最近、会社を出るのが22時以降というのが、続いていた。
こんなに早いのは久しぶりだ。
スイートなんて、上杉の女子力の見せどころなんだから」
「私、女子力ないです」
むしろ、越谷さんの方がありそう。
立派な女子力。
「そんなことないよ。上杉は可愛い女の子。仕事バリバリしてて、自分に気を使ってないのに、素でそれだけ綺麗なんだもん。他の女子からしたら、嫉妬の対象だと思うけど」
越谷さんは私が落ちてるせいか、優しい言葉をくれる。
可愛いなんて、しばらく誰にも言われてない。
恥ずかしいけど、嬉しかった。
そして、私は越谷さんの言葉に甘えることにした。
時刻は20時。
事務の二人は定時過ぎに帰った。
寛と峰くんは外出先から直帰だろうか?
最近、会社を出るのが22時以降というのが、続いていた。
こんなに早いのは久しぶりだ。