ただ、君の隣にいたいだけ
亮輔さんの声の奥から聞こえてくるさっきの甲高い声。亮輔、早く来なきゃピザ食べちゃうよ。なんだか虚しくなってきた。
ダメだな、私。亮輔さんには何も求めない、期待しない。そう約束したのに。
「本当、ごめん。帰ったらどこか行きたいとこある?出かけようか?なんならちょっとバイトもしてお金あるから何か欲しいものがあれば・・・」
「・・・ごめんなさい。忙しいときに。もう、邪魔しませんから」
電話を切り、そのまま電源を落とした。さっきまではお腹がペコペコで美味しかったはずのパンも味がしない。オレンジジュースも酸っぱくて涙が出てくる。
虚しいな。私はペアアクセサリー付けてもらうことでいっぱいだったのに亮輔さんはあっちで私のことなんて一つも気にかけたりなんてしなかったんだろうな。
せっかく付き合えたのにわがままも寂しいも悲しいも何、一つ伝えられない。
「ごめんなさいね。突然で。花菜、戸締りだけはしっかりしてね」
味の感じなくなったパンをオレンジジュースで流し込むようにして店を出る。悔しいけど買ったペンダントだけはちゃんと持って帰らなきゃ。
行きとは全く違う暗い気分と重い足取りでようやく家に帰ってくるとお母さんがパタパタと荷造りをしていた。
どうやらお父さんからヘルプの連絡があったらしい。体調を崩したらしくお母さんはお店を休んでお父さんのところに二、三日行くことにしたとか。
ダメだな、私。亮輔さんには何も求めない、期待しない。そう約束したのに。
「本当、ごめん。帰ったらどこか行きたいとこある?出かけようか?なんならちょっとバイトもしてお金あるから何か欲しいものがあれば・・・」
「・・・ごめんなさい。忙しいときに。もう、邪魔しませんから」
電話を切り、そのまま電源を落とした。さっきまではお腹がペコペコで美味しかったはずのパンも味がしない。オレンジジュースも酸っぱくて涙が出てくる。
虚しいな。私はペアアクセサリー付けてもらうことでいっぱいだったのに亮輔さんはあっちで私のことなんて一つも気にかけたりなんてしなかったんだろうな。
せっかく付き合えたのにわがままも寂しいも悲しいも何、一つ伝えられない。
「ごめんなさいね。突然で。花菜、戸締りだけはしっかりしてね」
味の感じなくなったパンをオレンジジュースで流し込むようにして店を出る。悔しいけど買ったペンダントだけはちゃんと持って帰らなきゃ。
行きとは全く違う暗い気分と重い足取りでようやく家に帰ってくるとお母さんがパタパタと荷造りをしていた。
どうやらお父さんからヘルプの連絡があったらしい。体調を崩したらしくお母さんはお店を休んでお父さんのところに二、三日行くことにしたとか。