オトナになるまで待たないで
綺麗だと思った。

スローモーションのように、ゴウの一瞬一瞬を目に焼き付けた。

爆発するような歓声が私の周りで上がった。

「勝った!勝った!勝った!」

「ヤッベー!鳥肌立った!!」

「優勝だー!」



涙がこぼれ落ちた。

幸せで、切なくて、

好きという気持ちが溢れて、

届かないのが分かり過ぎてて…



その場をそっと離れた。


今日のことは、

一生、忘れない。
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