LOVE・ホテルに行こう。
休み明けの仕事は辛い。


頭が休みのスイッチからなかなか切り替わらず1時間残業してやっと今日までの書類を片付けた。


パソコンの電源を落とし帰り仕度してた。
その時、携帯電話の着信が鳴る。


ショートメール。
画面を見ると


『田村です。駅前のカナリヤで待ってます。来るまで待ってますので』


喫茶店での待ち合わせのメールだった。


いつまでも避けてられないのはわかってた。
覚悟を決めてメールの返信を打つ。


『わかった、今から行く』


短いメールを送り待ち合わせの場所に向かった。


落ち着かない気持ちのまま待ち合わせの場所に着く。


一呼吸、大きく深呼吸してドアを開けた。


時間は7時。
店内は人数もまばらで、すぐ田村君の姿を見つけられた。


「…お疲れ‥さま」


田村君に向けての最初の一言がそれだった。


「すみません。無理言って。…座って下さい」


あの日から初めて田村君の顔を見た。


直視する事が出来なくて視線がさ迷っていた。
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