光輝く未来へと繋ぐ……

　　巡察中

　　　お団子に羽織り、鉢金を付けて

　　　　　　　歩く平助
　　　

　　 　真面目に巡察してる平助


身形とのｷﾞｬｯﾌﾟにみんな笑いを堪える


　平隊士「美輝……流石に巡察中は

　　　　　止めとけよ…藤堂組長が

　　　　　　　　哀れだ…………」


　平助「お前の一言のが傷付く！！！」


　　美輝「ほらぁ……組長………

　　　　何気に気に入ってるから…」


　平助「気に入ってたまるかっ！！！

　　生き恥晒してるんだっっっ！！！」


　　　　　美輝「可愛いよ？」


　　平助「嬉しくないっっっ！！！

　　　　　ふざけんなっっっ！！！」

　　　
　　あ～～～～～～～あ………平助

　ご機嫌斜めになっちゃった…………



　　……………………………………



　　　
　　こんな時に限って現れるのは

　　　　　
　　　　　　長州藩士


　長州「お前何だ…その格好は……

　　　　ｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗ」


　　平助「お前ら相手にすんなら

　　　　　此くらいが丁度良い」


長州「壬生狼なんかに嘗められてちゃ

　　長州も終わりだな…ｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗ」


　平助「可愛いだろ～～～！長州には

　　　　　勝つ自信あるけど～～？」


美輝「うちの組長を馬鹿にすんな……

　　　　　こんなんでも一生懸命

　　　　　生きてんだよっっっ！！！」


　平助「……………………………。

　　　　　そうだ！そうだ！

　　　この頭を馬鹿にすんな！！！」


　　美輝「何の説得力も威厳も

　　　　あったもんじゃないけどね！

　組長みたいな頭にされたくなければ

　　　　　おうちに帰りなさい」


　　長州「此奴みたいな生き恥晒せと

　　　　　　　　　　言うのか？」


　美輝「組長の何処が可笑しいっっっ！！！

　　 　立派な武士だっっっ！！！」



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