光輝く未来へと繋ぐ……
左之「ふっ!分かり易いな…」
平助「俺のこと好いてんのか?」
左之「今まで気付かなかったお前が
凄いよな………………」
平助「美輝!聞いてる?」
美輝「好きじゃねぇ~~~~よ……」
平助「左之………どっちだよ………」
左之「二人の問題だろ!!!」
平助「俺ぇ? 俺か………
俺は………………………」
美輝「平助は美輝が嫌いなんだよね?」
平助「はぁ?何で?」
美輝「騙したから……。 年………」
平助「嫌いだったら一緒に
酒呑んでねぇ~~~よ」
美輝「そっか………良かった………
嫌われてると思ってた……」
平助「部屋変えたのだって
理性を抑える為だしな」
美輝「………………………………」
左之「………………………………
俺は………部屋戻るな……」
平助「悪い……左之さん………」
……………………………………
平助は壁に寄りかかって座り
左足を投げ出し、右足を立てて美輝を
抱き寄せた
平助「お前……酒イケるとか
言ってたのに………ケラケラ」
美輝「グワングワン回ってる……クスクス
気持ちいいぃ~~~~~」
平助「俺が好きか?」
美輝「いいえ」
平助「……………………………
あっそ………………」
美輝「平助は?まだ子供だと思ってる?」
平助「いいえ」
美輝「あっそ」
平助「俺が………死んだら………
お前は傷付くかぁ?」
美輝「泣く。平助は?」
平助「泣く」
美輝「かわえぇーーーーーー!!!」
平助「ふふ………。俺は可愛いよ」
美輝「そぉだね」
平助は美輝の頬に手を添えた
美輝「(キュン!) 小粒………」
美輝は頬に添える平助の手に手を添えた
平助「………………………………
(こ………これはマズイ……)」
二人の視線は交わったまま………
暫しの時が流れた