【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~



『チカ、声が出なくて残念だったな。これでお前は最後まで走らなくちゃ…だな』




や、やっぱり---



今だ涙目で笑っているレイをキッと睨みつけたけど、それさえも面白かったのか空中で笑い転げだした。



む、ムカつく~ッ!


笑い死んでしまえ!!





「大西さん、どうしたの?」


「………」




左横から三上先輩の声が聞こえ、急いで先輩に顔を向ける。


そして首をフルフル振りながら何でもないですと言いたくて、ニコリと微笑んだ。




そんな私に微笑み返してくれた先輩はまた、前に視線を戻すと黙々と走る。


< 85 / 356 >

この作品をシェア

pagetop