あたしが愛した総長


そしてベッドから立ち上がったのは午後16時過ぎ


晩ごはんの用意をしようとキッチンに行くと


ピンポーンッ


インターホンが鳴った


誰だろうと思って画面を見てみると


イカツイお兄さんが3人立っていた


これは……明らかに組員さんだ


でも違うかったら駄目だし、龍毅に確認してもらおう


そう思ったあたしは


優「少し待っててください」


と言って龍毅を呼びに行った


寝室で晩ごはんが出来るまで寝ているつもりであったろう龍毅を起こす


優「龍毅、起きて!組員さんたちが来てる!」


龍「…組員が?」


まだ眠そうな顔で聞いてくる


優「うん。イカツイお兄さんたちだから、たぶん組員さんだと思って」


龍「そうか」


ゆっくり立ち上がった龍毅は


玄関の方へ行く



あたしはリビングで待つことにした


たぶん龍毅に用があったんだろうから


関係ないあたしは行かない方がいいと判断したから



すると


龍毅が戻ってきて


龍毅のあとに組員さんたちが入ってきた




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