あたしが愛した総長
廉「龍、もういいだろ。そいつ死ぬぞ?」
龍「…………」
廉の声が聞こえていないのか
返事をすることなく、岸野を殴り続けている
裂「止めねぇとやばいぞ」
廉「分かってるが、こんなになった龍ははじめてみる」
このままでは、本当に岸野を殺しかねない
頭が痛くて、あまりしゃべりたくないが、
そんなこと言ってられない
龍毅は顔を殴るのは飽きたのか
今度は岸野の体の骨を折りはじめた
肋骨、腕、足と次々に折っていく
岸野は気を失っているようで、ピクリとは動くものの、声を発しない
優「龍毅…それ以上、したら…駄目」
ピタッ
岸野の足を踏んで骨を折っていた龍毅の足が止まった
そして、一蹴り入れて、こちらに歩いてくる
龍「廉、車運転しろ。優梨を病院へ連れていく」
廉「分かった」
龍「裂…だったか。お前はここの後処理しといてくれ」
裂「あぁ、分かった」
龍「優梨、掴まっとけ」
龍毅はゆっくりあたしを抱き上げた
そして階段を上がると
見えた光景は
鬼神と鳳龍のメンバーが夜蝶を潰していた