あたしが愛した総長
夜蝶のメンバーはほとんどが倒れていて
まだギリギリ立っているのは
幹部らしいやつらだけだった
それでも
幹部の3人は、
それぞれ 叶多、瀧、翔と喧嘩していたが
勝負は見えている
雷、雲、海、翠はその喧嘩を見物していたが
あたしたちに気づいて、こちらに目線を向ける
雷「優梨!無事?」
雲「大丈夫ですか?」
海「怪我は?」
翠「平気ですか?」
それぞれが心配してくれて、話そうとしたら
龍毅に手で制され、代わりに話してくれた
龍「頭をやられてるみてぇだ。今から病院に連れてく」
翠「頭を?」
雲「そういうことなら、早く行った方がいいですね。ここは俺たちに任せて連れていってあげてください」
ほんと、翠と雲って似てる
しゃべり方とか雰囲気とか、兄弟かってぐらい
でも、顔は似てないけど
龍「あぁ、じゃあ頼んだ」
夜蝶の倉庫を後にして、車へ乗る
後部座席にあたしと龍毅
助手席に美奈、運転席に廉
廉「龍んとこの病院でいいよな?」
龍「あぁ、急げ」