あたしが愛した総長
扉を開けたさきに優梨を見つけた
その顔は虚ろげな顔をしていて
視線を上へと向けると
優梨に跨がっている男
そしてまさに、優梨の胸に触る直前だっただろう手
それを認識したときには頭の中は黒で支配された
岸野は優梨に一人で来るようにと言ったのに俺が来たことで、一人で来る条件が破られたのを知ると、優梨に拳を振り上げた
それを見た俺は岸野を優梨の上から蹴り飛ばした後の記憶がない
無意識に岸野を殴っていた
黒に支配された俺を救ったのは
やはり、優梨だった