素顔のキスは残業後に
「えっと……」
それって、来年もってことだよね?
でもここは思い切って、「再来年もお願いします」とか、欲張ってみてもいいのかな?
いや、それは――……
そんなこんなと迷っていると、柔らかく髪を撫でる指先に頭を引き寄せられて、
「時間切れ」
答えを迷う唇を塞がれる。
空いている彼の左手が背中を抱き寄せれた。
何度も重ね合った唇と触れ合って、息継ぎの度に見つめ合うだけで、心が満たされていくのを感じる。
柏原さんが、好き。
どうしようもなく――……この人が好き。
伝えたくて仕方ない想いは唇が塞がれてしまっているから、自分から求めるようなキスを返す。
数発の花火が打ち終わるまで長く続いたキス。
キスで潤った唇が名残惜しげに引き離されると、優しい色を含んだ瞳が私を見つめた。
「友花は、もっと図々しく欲張っていい」
それって、来年もってことだよね?
でもここは思い切って、「再来年もお願いします」とか、欲張ってみてもいいのかな?
いや、それは――……
そんなこんなと迷っていると、柔らかく髪を撫でる指先に頭を引き寄せられて、
「時間切れ」
答えを迷う唇を塞がれる。
空いている彼の左手が背中を抱き寄せれた。
何度も重ね合った唇と触れ合って、息継ぎの度に見つめ合うだけで、心が満たされていくのを感じる。
柏原さんが、好き。
どうしようもなく――……この人が好き。
伝えたくて仕方ない想いは唇が塞がれてしまっているから、自分から求めるようなキスを返す。
数発の花火が打ち終わるまで長く続いたキス。
キスで潤った唇が名残惜しげに引き離されると、優しい色を含んだ瞳が私を見つめた。
「友花は、もっと図々しく欲張っていい」