駆け引きナシのラブゲーム
「あー授業だりぃな〜」

咲夜が廊下を歩きながら言う。

「あははっサボっちゃう〜??」

私は冗談まじりで言った。


「じゃあ、マジでサボる??!!」

…ま、まじっすか。



私たちはサボるために屋上に行った。


「うーわー!!気持ちいい」

「でも、やっぱ雨降りそうだな……」
咲夜がポツンと呟く。

「…うん。そだねぇー」






沈黙……。



この空気、キライ。

やけに咲夜の視線を感じてしまう。

緊張?

なんだろう。

恥ずかしいってゆうか

照れるってゆうか…

なんか、こう…
ドキドキすんだよね……。

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