駆け引きナシのラブゲーム
「…美沙姫。」

咲夜の声に、私はビクッと跳ね上がる。

「はっ!はい!!」

「ぷ…何ソレ?変なのー」
咲夜は私の顔を見て笑う。

「だッ!だって!!急に呼ぶから…、ビックリしちゃって」

「ははっ本当可愛い奴―…‥」



そう言った咲夜の唇が私の唇と重なるのは、ほんの数秒後の出来事だった……。

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