和也 ー KAZUYA ・ 2番目に好きな人との結婚 ー
「澪、なんで澪からは 電話もメールもくれないんだ? 俺からばっかり。」
澪が 長い沈黙を破って やっと口を開いた…
「…切られたら いやだから」
…!! 切る? 澪からの電話を⁈
俺が澪からの電話を切る訳ないじゃないか!
めちゃくちゃ待ってるのに!なんで そんな事考えるんだ!
…澪といる時、着拒したのを見たから?
でも、あんなの どうでもいい女だ…
自分も…同等と思ってる?
何人かのうちの ひとりだと…?
違う!
澪はもう特別なんだ!お前が1番なんだ!伝えなくちゃ…
慣れない事を考えながら 運転して、辿り着いたのは いつもの夜景の見える場所。
クルマを降りて 澪の手を引っ張るように石段を上がった。