和也 ー KAZUYA ・ 2番目に好きな人との結婚 ー
お互い 好きだと言い合った直後なのに…
気持ちが重なったと思った直後なのに…
2人の空気は 重苦しさに包まれていた。
「澪、俺 絶対 お前からの電話は切らない。出れない時はあるかもしれないけど
絶対に切らないから。違うんだよ、お前だけは…違うんだ。」
澪をきつく抱き締めながら どう言えば伝わるのか わからずに ただ必死に言葉を繋げた。
「…本当に?他の誰かといて…私からの電話 切らない?」
俺の服の裾をぎゅっと摑み 震えた声で 弱々しく喋る澪…
「用事なくても…和也に電話しても いいの?本当に 切らない?」
「切らない!絶対に。っていうか用事ない時は会いたい。澪といたい。この2週間だって、会いたくてたまらなかったんだから。本当に会いたかったんだ…」