Stray Love Ⅰ 〜ソラノイロ〜
「ここのメシもウマいけど…
弁当、すげーウマかったし!

カレー味の唐揚げと、甘めの玉子焼きとか、絶品だった!」


運ばれたメシを食いながら、嬉しそうに話すナオ。



「それだけじゃねーし…」

アタシは、視線をそらして呟いた。


「うん!他のもウマかったよ?」


「そーじゃなくて…
弁当は1個じゃねーから。

365個、プレゼントしてやるよ」


チラ見して見えたナオは、不思議そーな顔…


「だから…
これから毎日作ってやるよ。

今日ほど豪華じゃないけど…」


あーも、照れくさい…



「咲陽…




嬉しいけど…


オレ、今…
ほんとマジ嬉しいけど…


でもそれ、キツイだろ?」


視線を向けると…
口に手をあて、驚いてるナオ。


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