スタートライン~私と先生と彼~【完結】
恵美と別れた次の日の夕方、俺は学校の屋上にいた。


今日はなんだかおかしい。

いつもならしないようなミスばかりしていた。

別れたかったはずなのに・・・なんでこんなにも気持ちが重いんだ・・・?


俺は後ろから近づく気配にも気付かずに、俺の今の気持ちと同じような曇天を見上げた。


「せんせ〜!」

という明るい声と同時に背中を思いきり叩かれた。


「!!!」


思わず振り返るとニッコリ笑っている原田がいた。


「せんせ〜どうしたんですか??落ち込んでるんですか?あっ、彼女にフラれたんだ!って先生、私も気分転換に来たのに、先生いるから戻ろうっと」


原田はマシンガンのように喋るだけ喋って、俺の目の前から去ろうとした。


「原田、いてもいいで」

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