大切な記憶
制服汚れた。
最悪だ。
あいつ等ほんと許さん。
「楓ちゃんどうしたの?」
『ん?何でもないですよ。』
態呀ににっこり微笑む。
「楓~!!ほんまよかった!!無事やったんやな~~~!!」
このどこが無事だと思うのかね日向君。
「どこが無事なんだよ。」
態呀君、よくぞツッコンでくれた。
目の前で態呀と日向の言い合いにうん、うん。と頷く。
「お前も勝手にフラフラどっかいくな。」
いや、フラフラしてませんよ?
皆の視線から逃げようとコソコソと移動しただけですから。
「おい、返事は?」
チラッと隣に居る流星を見る。
『そうですね。今度からは行き先を伝えますね。』
……いやいや、なぜお前らに行き先教えないといけないの?
私がどこに行こうがかってだろ!!
と流石に言えないから心に中で言う。
おい、そこ。小心者とか言うな。
正体隠してるから言えないだけだ。