メトロノーム

カウンター越しがもどかしい。

私はあなたの手にふれた。はじめてのぬくもりだった。





そこからは暗黙の了解だ。

仕事が終わって外で車を停めていたあなたと、明け方のホテルへ行った。


言葉なんてなかった。

ただ肌を合わせても虚しいだけだった。


もう半年近く前のことになる。
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