センチメンタル

傷だらけの…

「…ここは?……いたっ!」

背中の痛みが俺を襲う。


ここは…いい匂い。


白い天井。

「政宗!」

愛花の…声?


「愛花ぁ!」

俺は背中の痛みも忘れて飛び起きた。


その瞬間、愛花が泣きながら俺に抱きついてきた。


「政宗…ゴメン…私のせいで。ゴメンね」
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