センチメンタル
俺は愛花に優しくキスをした。


愛花の涙の味が俺の舌の上で広がる。


俺は唇を離した。

そして今度は激しいキス。


そして流れに任せるように俺は愛花を抱いた。


抱いている最中、背中が痛むのがわかった。

今はその痛みも愛のあかしのように感じた。
俺が愛花を守ったあかし。
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