読書少女
自分から話ふったのにな…
それに、杏香が勝手にくっついて来ただけで自分から行ったことはない。
今来てるが。
…今日はしょうがないよな。
「どうだった?」
「…?」
「その…喧嘩の出来」
なんでそんなことを聞くのか。
カッコ良かったら嬉しいとか…?
「よかったんじゃないか?」
「ほんと!?」
「ボソッ)素人にしたら、な」
杏香に気づかれないように呟く。
ホントの不良だったら今頃殺られているだろう。
…いやヤられている…か?