Sparkling Days

振り向かなくてもわかる。


この声はあいつ。


「おはよう。早いんだね」


「初日から遅刻するかよ」


それもそうか。


「まさか同じ高校だったとはね。よく入れたね」


「それはこっちのセリフ。俺はやれば出来るの」


「はい、そうですか」


中学3年間サッカーしかしてなかったと思っていたんだけど。

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