Sparkling Days

だからこんな奴でも知り合いには違いないから、実は貴重な存在だったりする。


「あー、緊張してきた」


「テストじゃあるまいし……」


「そうだけど、同級生400人のうち知り合いがあんたしかいないんだから、そりゃ緊張するでしょ」


「そうか? ってもう1人いるだろ」


「覚えてないもん」


「かわいそうに」


鼻で笑われた。

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