小児病棟
「うんめー!」

正哉、裕二、慶一も、それぞれ料理を食べ始める。

「みんな、ジュースでいいかな?」

すると看護婦さんが寄ってきてコップにジュースをついでまわった。

「あ……ありがとう」

正哉は恐縮しつつコップを差し出した。

料理を食べ始めてしばらくした頃、最初に挨拶をした看護婦さんが、再びみんなの前に立った。

「えー、今年もゲストの方がいらっしゃってくれました」

すると、食堂に四人のおじさん達が入ってきた。おじさん達は、看護婦さんの横に一列に並んだ。それぞれ、にこやかな笑顔で食堂全体を見ている。
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