小児病棟
二人が病室に入ると、ベッドを起こし、そこにもたれて漫画を読んでいる塩原君が二人を見た。
「あ、そう言えば今日休みだったわね」
黒木さんは、そう塩原君に声をかけ、正哉のベッドに近づいていった。塩原君はそんな黒木さんを目で追っていた。
「ねえ塩原君、今日、ここに誰か入ってきた?」
正哉のベッドの周辺をきょろきょろと見回しながら黒木さんは、塩原君にたずねた。
「いえ、看護婦さん以外は誰も来てないと思いますけど」
「そう……加藤君のミニカー、ここにあったらしいんだけど、知らない?」
そう黒木さんがたずねると、塩原君は
「うん。正哉にも言ったけど、俺ずっとベッドで寝てたし……」
と言って目線をそらした。
「あ、そう言えば今日休みだったわね」
黒木さんは、そう塩原君に声をかけ、正哉のベッドに近づいていった。塩原君はそんな黒木さんを目で追っていた。
「ねえ塩原君、今日、ここに誰か入ってきた?」
正哉のベッドの周辺をきょろきょろと見回しながら黒木さんは、塩原君にたずねた。
「いえ、看護婦さん以外は誰も来てないと思いますけど」
「そう……加藤君のミニカー、ここにあったらしいんだけど、知らない?」
そう黒木さんがたずねると、塩原君は
「うん。正哉にも言ったけど、俺ずっとベッドで寝てたし……」
と言って目線をそらした。