天然無自覚と俺様くんの同居
たったほんの数秒のキスだったけど私にとっては長く感じた。
「…ハァ…」
やがて唇が離れると私はその場で足から崩れた。
「これで分かった?」
信もしゃがみ私と同じ目線で言った。
私もそれに頷いた。
「じゃあ…気を付けろよ…明日」
そう言い信は優しく微笑み私の頭を撫でると部屋から出ていった。
「~~~信のバカ!」
私は小さく呟いた。
――――――――――
――――――――
――――――
翌日私は信より一足早く起きて家から出た。
信の朝御飯はしっかりと作ったし…。
「あ!羽柴くん!」
私が通学路をしばらく歩いていると羽柴くんを見つけた。私が名前を呼ぶと羽柴くんは振り返り手を振った。