色のない世界
どうしたんだろう…?

そう思いながら部屋に入ると、おじいちゃんが苦しそうに息をしている事に気付いた。

でも、その状態に驚いた私は腰が砕けて動けなくて、床を必死の思いで、這って行きやっとの思いで、廊下に出て、通り掛かった看護婦さんに助けを求めた。

それが増井さんだった。

増井さんは異変に気付き、急いで処置をしてくれて一命は取り留めた。


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