色のない世界
「友香、お前結構強烈だな。はははは…」

「今までの分がずっと溜まってたのよ!」

「最初から、そうしとけばよかったんじゃねーか?
こいつ、それ位しないと多分懲りないぜ?」

「…そうだね。今日は亜美を連れてもう帰るね」

「おう」

「琉!私、琉にも話があるんだけど」

「(きた…)」

「明日、時間ちょうだい」

「…分かった」

「じゃ、明日病院の前で待ってるから」

「あぁ…」

「ほら、亜美行くよ!」

そう言ってイヤがる亜美を引きずりながら帰った。


.
< 220 / 230 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop