鎖恋-僕たちクズですー
手当たり次第といっても、僕の見た目からして

あまり美人すぎるのも釣り合わない。

ほどほどを探すのも難しいものか。

酔いが回ると、誰もが5割増くらいにキレイにみえる。

ゆきは相変わらず、若い男に声をかけていた。

この手の美人は案外傲慢で扱いづらい・・。僕は過去の経験を振り返る。

「一晩だけの可愛い年下くん♡」そういってやり逃げされたこともあった。

「あーダメだ。理想のお姉さんはこんなんじゃない。」

周りからは、「美味しいからいいじゃん」年上の女に抱かれるなんて最高だ。とか言われるけど

僕は、もっと純愛を求めている。

やるだけの関係なんて、正直イヤだった。

それでもカラダは正直なものか・・・

僕の膝の上あたりを

豊満な太ももがまたいでいった。

「おーー。」僕は仰天するも・・

目の前を女性がまたいでいくという・・・ラッキーなアクシデント

「あっごめんなさい♡」

どうやら、寝落ちしそうな僕を起こさないようにと

そーっとまたいで行った女性がこっちをみてニッコリと笑っていた。

「いえ。スミマセン。僕こそ」

「そこの。おしぼり。取りたくってごめんね。」

ムチムチのその太ももに僕は釘づけになってしまう。

「眠くなっちゃいますか?」その女性は僕のおでこにそのおしぼりをあてた。

豊満なのは太ももだけではなかった。

全体的にムチっと。ポチャッと。

その女性は はるみと名乗った。

はるみの腕に抱かれて・・・僕はクリスマスの街に消えていく。

消えていく・・・僕の正気・・・。



< 19 / 39 >

この作品をシェア

pagetop