鎖恋-僕たちクズですー
「はるみさんは・・・30歳にはみえない・・・」

「そう?ありがとう♡」

どうやってここまでたどり着いたのか?僕は意識が朦朧としていた。

いや・・もう眠たくって限界。

はるみの手は僕のベルトにのびていて、意図もたやすくベルトを緩めてくれる。

「若いよね?あなた。」

はるみは太ももを僕の脚に絡めてくる。

「なんなんだ・・・これは・・・」

体は男として反応が止まらない。

はるみに体を預け・・僕は眠気に負けそうなのを必死にこらえ

されるがままを味わっていた。

「持ちかえられたい。」僕の欲求はこうして叶っていた。

でも、はるみもまたゆきのように、ただ喰いものにして終わるのか・・・。頭をよぎる。

はるみの吐息はますます荒くなる。

肌にフィットする感じがたまらなく落ち着く。

女性に包まれるなんて久々だから・・。

理性に負けた僕は

はるみのカラダに貪欲に挑んだ。

真奈のことはすっかり忘れてしまうくらい

気が付いたら男そのものになっていた。

はるみもそこそこ喜んでいるようだった。

必死に僕の動きに合わせてくれる。

出会ったばかりなのにお互いに求め合う。

クリスマスだから特別なわけではない

こうして僕はお姉さまの欲望にいつも応えてしまうだけだ・・。

はるみが果てた後・・・

ようやく僕は深い眠りについた。

翌朝・・・

はるみの顔をまじまじと見た僕は

一瞬で青ざめてしまった。

そこそこならまだしも・・・

どちらかというと・・・

普通以下ってレベルの顔立ち。

急に背筋が凍るようだった。

「ゆうくん♡」

はるみの甘えた声が

昨夜は可愛らしく聞こえたのに・・・

「先に帰ります!」

僕は逃げるように、その場を後にした。

「真奈・・・真奈・・・助けて・・・」

真奈の待つアパートに全力で走っていた。



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