鎖恋-僕たちクズですー
「バカだ・・・俺ってホント・・バカだ・・・」

走っている途中も昨夜のことを思い出しては

後悔をしている。

「お姉さんと・・・」あれこれやってまたこうかよ。

この空虚感は自分でもいやだった。

スマホを見ると・・・真奈からの着信が入っていた。

「真奈はどんなクリスマスを送ったんだろうか・・?」ふと頭をよぎった。

真奈の顔が急に恋しくなった僕は、家路を急いだ。

ドアを開けると・・

真奈が玄関でうずくまっていた。

「遅いよ・・。ゆうくん・・。

「ごめん」

「やっぱり戻ってきたの。」

それが何のことか

僕は

そののちに知ることとなった。

「真奈・・。無茶するなよ。」

真奈が心配でしょうがない僕。

真奈はポロポロと泣きだした。

僕もなんだか無性に悲しくなった。

「僕たち・・・何やってるんだ・・」

最低なクリスマスだったのかもしれない・・・。


「クズか・・・僕たちって・・」


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