神聖魔法団【下】
side涯
「悪い、また心配をかけてしまった」
「大丈夫だよ、目を覚まして良かった。
瑠雲も」
天音の声で目が覚めた。
俺が目を覚ました時には瑠雲は既に起きていた。
変わりに雷が怪我を負っていた。
事情は全て風雅から聞いた。
黎奈が今戦っている。
黎兎の顔が不安な表情になっていた。
「大丈夫だ、黎奈ならやってくれる」
「あ、あぁ。そうだよな」
これだけじゃ安心できるわけないか・・・。
様子を伺おうと黎奈がいるであろう場所に視線を移した。
「な!?」
「ん?どうかした?」