神聖魔法団【下】
「おい、黎奈たちがいないぞ」
俺の言葉に急いで皆も視線を移動させる。
「あれ、いない」
「どこ行った・・・?」
探しまわったが近くにはいないようだった。
「戦いに夢中になって何処か行ったとか?」
「有り得るけど・・・」
すごく嫌な予感がする。
「とにかく今は黎奈を信じるしかない」
「そうだな」
体の節々がまだ痛む。
瑠雲も痛むのか険しい表情をしていた。
雷は足を負傷していた。
なにもできないのか俺たちは・・・。
そう思っていた時
パリーン
乾いた音が聞こえた。