神聖魔法団【下】
「ふふ、譲ちゃん合格じゃ」
「え?」
声がやっと自分の意志で出た途端、目の前がぼやけ始めた。
視点が定まらない。
足が動かない。
「わしの術にかかってくれてな♪」
どういうこと・・・?
体から力が抜けていく。
「おい、どうした!?」
「黎奈ちゃん!?」
皆の声が遠くの方で聞こえる。
今、自分が立っているのか座っているのかさえ分からない。
目の前が霞んでゆく。
そのまま意識を手放した。